ポイント4「血糖値を急激に上げない」

血糖値を急激に上げない

食事を取ると血糖値が上昇します。このとき、膵臓(すいぞう)からインスリンが分泌されて、血液中の糖を肝臓や筋肉に取り込み、血糖値を低下させます。
この血糖値の上昇が緩やかなら問題ありません。
しかし、血糖値の上昇が急な場合は体を太りやすい状態にさせます。

 

なぜなら、血液中の糖が過剰になると、インスリンの分泌も大量になり、余分な糖を肝臓や筋肉ではなく脂肪細胞に溜め込んでしまうからです。この状態が続くとインスリンの効きが悪くなり、高血糖、糖尿病の危険性も出てきます。

 

酢や食物繊維で血糖値の上昇を緩やかに

酢の主成分の酢酸は血糖値の上昇を緩やかにする作用があります。食事のはじめに酢のはいった料理を食べるとよいでしょう。
食物繊維は、糖や脂肪の吸収を妨げたり遅らせたりする作用があります。野菜やキノコ、海藻をたっぷり食べましょう。

 

GI値の低い食品を食べよう

GI値(glycemic index)は、食後の血糖値の上昇率を示す指標です。GI値の高い食品ほど血糖値を上げ、低いものは血糖値をゆるやかに上昇させます。
肉や魚介類はGI値が低い傾向にあります。野菜はニンジン以外はだいたい低めです。主食では玄米・ライ麦・ソバなどが低いです。
もっとも高いものは砂糖類です。アメ・ガム・清涼飲料水などは控えましょう。

糖の吸収をゆるやかにする食材
  • 海藻類
  • 大豆・枝豆・納豆・おから
  • 穀物米・玄米
  • きのこ類・根菜類・イモ類
  • 柑橘類

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良質の油には体脂肪の代謝を促す力があります。
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