青魚にはEPAが豊富

青魚にはEPAが豊富

 EPA(エイコサペンタエン酸)を十分にとると、中性脂肪を減らし、内臓脂肪や皮下脂肪になることを防ぐことが明らかになっています。さらに、EPAは過剰なコレステロールや中性脂肪を減らすことで血液をサラサラにする効果が高いことが知られています。イヌイットに脳梗塞や心筋梗塞が少ない理由を調べたところ、食生活でEPAをたくさんとっているため、血栓系の病気が発症しにくいことがわかりました。
 また、青魚はビタミンB1やパントテン酸を多く含み、体内の糖を燃焼します。過剰な糖は内臓脂肪や皮下脂肪に変わるので、青魚を食べれば、脂肪が燃焼しやすい体になります。

 

 EPAやDHAは青魚の脂に多く含まれます。さば、いわし、さんまなどから摂りましょう。ただし、魚は焼くと脂肪分が10%くらい減少するので、生で食べるのが望ましいです。缶詰でもOKです。例えば、さば缶1缶で1日の適量を摂取出来ます。
 さば缶200gに含まれるEPA:約1700mg
ちなみに、イワシ缶やサンマ缶でもOKです。

 

 最後に青魚の効能を列挙します。。

  • 内臓脂肪を燃焼する。
  • 中性脂肪を減らし、内臓脂肪や皮下脂肪になるのを防ぐ。
  • 過剰なコレステロールや中性脂肪を減らすことで血液サラサラに。
  • 高血圧、動脈硬化を防ぎ、生活習慣病の予防になる。
  • 過剰な糖を燃焼し、脂肪になるのを防ぐ。
  • 青魚のたんぱく質が悪玉コレステロールの酸化を防ぐ。

青魚にはEPAが豊富|脂肪燃焼ダイエット関連ページ

脂肪燃焼6つのポイント
ありとあらゆる食べ物から、燃やすものを覚えるのは大変です。しかし、脂肪を燃やすため、太りにくくするための大まかなポイントを抑えておけば、迷った時に役立つはずです。
ポイント1「燃焼系栄養素で脂肪を燃やす」
「炭水化物(糖)」や「脂質(脂肪)」を燃やすために必要な栄養素が「アミノ酸」「ビタミン」「ミネラル」です。
ポイント2「良質の油で脂肪を減らす」
良質の油には体脂肪の代謝を促す力があります。
ポイント3「原形食品で燃焼効果と満腹効果」
原形をとどめている食品を食べて、脂肪燃焼効果と満腹効果を得ましょう。
ポイント4「血糖値を急激に上げない」
血糖値の急激な上昇は脂肪を溜め込んでしまうもとです。酢や食物繊維で糖の吸収をゆるやかにしましょう。
ポイント5「体の冷えを防ぎ、体を温める」
体が冷えると太りやすくなるだけでなく、様々の病気のもとになります。冷えを防ぎ、体の温まるものを食べて、健康にやせましょう。
ポイント6「栄養吸収力を高めよう」
胃腸が弱いと十分に栄養を吸収することができません。胃腸を整えるためには、発酵食品やネバネバ食品が効果的です。
ダイエットを助ける栄養素
ダイエットを助ける栄養素を紹介します。これらを上手く料理に取り入れれば、”食べて痩せる”を実現できるでしょう。
大豆蛋白質で内臓脂肪を減少させる
大豆蛋白(たんぱく)質のβコングリシニンが中性脂肪値や内臓脂肪を減少させる効果があります。
知っておきたい食用油の種類
食用油にはいくつか種類があります。上手に使い合わせてバランスの良い油の摂取を心がけましょう。
飲んでもいいお酒の量
飲んでもいいお酒の量を紹介します。
豆乳は大豆の栄養が豊富
豆乳はタンパク質やミネラルなどの大豆の栄養素が豊富です。
ダイエットや脂肪燃焼、美容、疲労回復にいい肉
肉はタンパク質の代表的存在ですが、肉の種類によって効果はさまざまです。ここではダイエットや脂肪燃焼、美容、疲労回復に効果のある肉を紹介します。