脂質や糖質を上手にとって、体につく内臓脂肪を減らす
余分な脂肪はまず肝臓、次に腸間膜の周囲(内臓脂肪)、最後に皮下脂肪として蓄えられます。ダイエットのためにも、食べたものが脂肪に変わるまでのサイクルと脂肪がつかなくするための要点を紹介します。
脂質と糖質が脂肪に変わる
食べ物の3大栄養素、タンパク質、脂質、炭水化物(糖質)は、体内で代謝され、いずれ中性脂肪に変わります。タンパク質は、脂肪になりにくい栄養素です。脂質は中性脂肪になります。糖質はエネルギーとなり燃えますが、使われなかった残りが脂肪に変わります。
つまり、脂肪を増やさないためには、まず、脂質や糖質を必要以上にとらないことです。一切とらないということではなく、上手にとることがポイントです。
脂肪になりやすい糖質となりにくい糖質
糖質は燃やせば脂肪としてたまりません。糖質にはいくつかの種類があります。
中性脂肪になりやすい単純糖質には、砂糖であるショ糖や果物の果糖など甘い糖質です。はちみつや黒砂糖にも単純糖質がたくさん含まれています。
中性脂肪になりにくいのは、ご飯やめん類、イモ類などに含まれるでんぷん系の多糖類です。燃焼度が高く、脂肪になりにくいです。つまり、甘いお菓子や果物より、ご飯やイモ類を取るようにしたほうがダイエットには賢明といえます。
脂質はできるだけ取らないように
脂質はできるだけ取らないようにしましょう。肉なら脂身を避けたり、脂身の少ないヒレを選ぶなどです。魚なら煮汁を飲まないようにしたり、焼き魚では焼き網で油を下に落とすなど工夫しましょう。
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